「バカ売れ」の法則

「バカ売れ」の法則      原崎 裕三 著

正直に言って、この本はカバーを見ただけで

「なんじゃこりゃ!?」と思ってしまい、遠ざけていました。

だって、本当に強烈でしょ!?

それでも一応気になって買ってしまい本棚にはあったのですが……。

始めにさらっと目を通した時は、単なるアンチエモーショナルマーケティング

だなという印象しか感じなかったのですが

もう一度読んでみると、カバーのデザインに反して非常に真面目な本でした。

著者が苦労してこられた経験をプラスに転化して

そこから得た学びをこれでもか! というくらいに

惜しみなく披露してくれています。

それを一言で言うと、著者の人生でマイナス面をプラスに変えるために

考えてきたプロセスとそれを支えてきた信条だと思います。

人生を真面目に生きてこられたからこそ、導き出された

成功へのステップを真面目に厳しく見つめているのでしょう。

そして、非常に苦労した経験に裏打ちされたものというのは

それだけで共感を得やすいのかもしれません。

この本の売れるためのステップも重要だと思いますし

実践しないと結果はでないでしょう。

しかし、その裏にある著者の思いを少しでも感じることが

できれば、もっと深みを増した学びを得る事ができるように思います。

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