2000年に26歳という若さで日本のマザースとアメリカのナスダックに
同時に上場するという記録を作ったクレイフィッシュ社の社長だった
松島庸さんの高校生の頃から起業、上場までを扱ったノンフィクション。
松島さんが書いているのではないので、一歩引いた視点から回想やインタビューを交えて話は進む。
各章の終わりには、起業するまでに考えなければいけないことが順番に解説されている。
今となっては、混乱と迷走の末にクレイフィッシュの代表取締役を退任した松島さんだが
高校生の頃から話が始まるので、起業家の資質についての一端を学ぶことができた。
アマゾンで安く出品されているので、当時の状況を思い出しながら読むと学びが深まるかもしれない。
