マーケティング22の法則―売れるもマーケ当たるもマーケ

マーケティング22の法則―売れるもマーケ当たるもマーケ     アル・ライズ、ジャック・トラウト 著

この本は、初版の出版が1994年なので、今からちょうど10年前の本です。

著者は二人とも有名な方で、何冊も本を出されています。

マーケティング22の法則というタイトルを見て、

そんなに法則があるのかな? と思っていましたが

原則的な法則と、それに付随する法則や

時間の経過と共に変化していく法則などに分かれています。

タイトルがマーケティング22の法則なので、マーケティングが中心ですが

内容的にはマーケティングとブランディングが混ざっているように思います。

なので、大きく分けると2つの法則になるのではないでしょうか?

この本で一番、残ったフレーズは

マーケターにとってマーケティングとは顧客の知覚のシェアを奪う戦争である

というフレーズです。(多少変えていますが……)

この、知覚のシェアを取るために

いかにして、自社や自社の商品のポジションを定めて、その一点に集中し

一気にシェアを広げて独占するかというのが、つまるところ、この本の要旨です。

ブランド名や商品は10年前なので、すでに今は存在しないもの(DECとか……)も

ありますが、とても読みやすい本なので、是非とも

マーケティング初級の本ということで、読んでみてはどうでしょうか?

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