不況でも「上がる株」が見つかる

不況でも「上がる株」が見つかる―在庫循環モメンタムと株価分解モデルで読む             大竹 愼一、山田 清一 著

今はギャンブルを全くしないが、昔は毎週のように競馬に行っていた。

競馬は予想するのが楽しくて、あとは競馬場に行って自分の予想が正しかったかどうかを

青空の下、確かめに行くという感じだったが、ほとんど勝てなかった。

しかし、ある日西田式スピード指数という考え方を知って、それをもとに予想をすると

面白いように予想が当たって万馬券を何回か取ることもできた。

感情に流されず、軸を持って予想することで精度が上がったのだろう。

まったく関係ない競馬の話ではじめたが、この本を読んで思い出したことだ。

結局、雰囲気や人気や勘といった不確実なものに頼ると、どうしても感情が流されてしまう。

流されるとまともな予測などできるはずはなく、自分にとって都合のいい予想にしかならない。

いくら本を読んでも、感情のコントロールは実践しないと身にはつかない。

そこで、競馬のスピード指数のように論理的に自分が納得できる相場の判断基準を求めて勉強しているところで、出会ったのがこの本だ。これはある先輩フォトリーダーから借りたものだ。

今までの投資本と違って、自分の探していた判断基準を教えてくれる本だった。

他にもいろいろな判断基準があるとは思うが、とりあえずこの手法を検証して使ってみたい。

株式投資を勉強されている人なら絶対に読んで損はないと思う。

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