この本は、“はじめに”から
「この本は著者が読者の成功を本当に願って書いた、初めての成功本です」
というふうに刺激的というか挑発的に始まります。
帯に惑わされて、普通の成功本と勘違いして読むとショックかもしれません。
最後まで、この本を読み終えた時に
自分が感じたのは、「もの凄く当たり前のことを言っている」という感覚でした。
著者の岡本吏郎氏の本を紹介するのは３冊目ですが
これまでのどの本よりもこの感覚が強く残った本です。
ただ、これは誤解しないでいただきたいのですが
自分自身の中で、とても良い意味で言っています。
著者が伝えんとしていることを一体どれくらい自分が理解しているかは
全く分かりませんが、自分の中では読んでいる段階で腹に落ちるような感覚を何度も感じました。
これは、最近読んだ本の中でもなかった感覚で、偉そうかもしれませんが
いくつかの部分は、自分が感じていた事を上手く表現してくれたと思っています。
これを著者本人が見たら、怒られるかもしれませんが……。
自分は氏の本の中では、この本を一押しでお薦めします。
とは言っても、自分が一番読んで欲しいなあと思う成功法則にドップリはまっている人は
きっと読んでくれないし、読んでも理解してくれないかもって思いますが……。
それでも、お薦めしたい良い本だと思います。