本の帯には“たった１日で偏差値４２から７０になった高校生も誕生！”
という信じられないようなことが書いてある。
自分もこうして書評をアウトプットしているのは書く力を身につけたいと思っているところもあるので
とても興味があって購入した。
実は自分も大学生の頃に塾の講師として中学生や小学生に国語を教えていたことがあって
国語だけは得意で他はダメという子は少なかったし、国語が伸びる子は
他の教科も成績が伸びるのが早かったように記憶している。
しかし、ここまで具体的に文章を活き活きと表現させる技を
教えてもらったことも教えたこともなかったので
分かりやすさに驚きながら、一気に読み終えてしまった。
また、書く力を伸ばすテクニックも確かにすごくて実践的だが、その力を更に伸ばすための方法が最後に書かれてある。
親が子供を勉強させる環境を作ってあげるかどうかということや
子供の能力が伸びる時期を見極める重要性、そして目標や目的を持たせてあげることについては非常に共感した。
「書く」力を通して考える力をつけるためにも子供をブロイラー受験生にしないためにも
子を持つ親には是非読んで欲しい本だ。もちろん書く力が欲しい方にもお薦め！