道は開ける

道は開ける     デール カーネギー 著

「人を動かす」も素晴らしい本だったが、こちらも素晴らしい内容だった。

前著と同じく普通の人が普通の生活の中で抱える悩み、不満、後悔といった

マイナスの感情について徹底的に分析し対処する方法を解説している。

悩みを抱え続けてもメリットは何一つない。それは誰でも分かっているが

分かりつつも抱え続ける事で身体にも悪影響は及び悪循環にはまる。

また、同じように気持ちも落ち込んでいくことが多い。

そういった悪循環を断ち切るための具体的な考え方や自分への質問、行動などを

分かりやすく学ぶことができる。「ブルーになる」「落ち込む」といった感情の

原因を探し出し、冷静に見つめ、すぐに解決できる方法なので、読んですぐに活用できる。

この本を実践すればそれだけで人生においての悩みや不平不満、後悔を10分の1くらいには

減らせるのではないだろうか。ただし、ずっと実践し続けられればの話だが……。

この本ほど忘れた頃に繰り返し読むことによって助けられる本はないのではないだろうか。

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