非エンジニアでもできたWebサイトのSEO改修|WordPress最適化の実践レポート…(2/5)

第2回|静かに入れ替える朝──AIOSEOからYoast SEOへ、壊さない順番で

前回は「なぜ今やるのか」「何を指標にするのか」を整理して、個人運用でも回せると判断したところまで。今回は実作業の最初の山、AIOSEOからYoast SEOへの入れ替えです。派手さはありませんが、ここでつまずかないことが後の工程を楽にします。

同時併用は避けるべきか

最初の疑問はここでした。AIOSEOとYoastを一瞬でも同時に有効化していいのか。

背景
メタ情報や構造化データ、サイトマップはプラグイン側でも出力されるため、二つを同時に動かすと重複が起きやすい。結果として検索エンジンやLLMに曖昧なシグナルを出すリスクがあります。

(会話)
私「 一瞬だけ同時ONでも大丈夫?」
AI「 やめておいたほうがいいです。重複出力を避けるため、順番だけ守りましょう。」

この一言で腹が決まりました。先にYoastをインストールだけして、AIOSEOを無効化してからYoastを有効化する。クリックのたびに深呼吸を挟む、静かな進行。

インポートで何が移るのか

次の不安は「インポートって、結局なにが移るのか」。名前はそれらしくても、実際に何が継承されるかが曖昧だと怖い。

(会話)
私「 インポートって、ざっくり何が移る?」
AI「 検索結果に出るタイトルと説明です。終わったらソースで確認しましょう。」

確認方法
代表ページを開いて、右クリックでページのソースを表示。

所感
この確認は地味ですが、心理的な安心感が大きい。ここで「壊れていない」と確かめられると、次の作業に迷いがなくなります。

サイトマップの lastmod にざわつく

/sitemap_index.xml を開くと、子サイトマップの更新日時にばらつきがありました。新しいものも古いものも混じっている。

(会話)
私「 古い日付が残っている。失敗のサイン?」
AI「 まずは配信されているかが大事です。鮮度は運用で追いつきます。」

理解した点
ここで大事なのは、確認の優先順位。

  1. 配信されていること(200で開ける、子サイトマップが並ぶ)
  2. 日付の鮮度は、公開や更新を重ねる中で整う

最初から完璧を求めず、順番に整える。これが実務では効きます。

削除か、無効化のまま様子見か

移行が済んだあと、AIOSEOをどう扱うかでひと呼吸。

(会話)
私「 もう削除してもいいかな。」
AI「 数日無効化のまま様子を見るのがおすすめです。問題なければ削除で。」

心理的なハードルが高いときは、削除を後日に回す選択肢があるだけで気持ちが軽くなる。今日は無効化までにして、挙動を観察することにしました。

今日つまずいたところ(噛み合わなかった点も含めて)

・インポートの中身がふわっとしていた
→ タイトルと説明が移る、の一文で霧が晴れた。最終確認はソースの目視が一番早い。

・サイトマップの lastmod を過剰に気にしてしまった
→ まず配信可否、次に鮮度。優先順位の切り分けで不安が下がった。

・削除ボタンの心理的重さ
→ 無効化のまま数日運用して問題が出ないかを確かめる方が、非エンジニアには現実的。

明日の自分へメモ(3行だけ)

・インポート後は、代表ページのソースで と meta description を必ず目視
・/sitemap_index.xml が200で開けること、子サイトマップが並ぶことを確認
・AIOSEOは無効化で数日様子見。問題なければ削除

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