顧客第2主義

顧客第2主義―「超」成長企業の経営哲学     ハル・ローゼンブルース 著

この本の著者が経営するローゼンブルースという会社は素晴らしい組織なのだと思う。

顧客の為に社員を大事にするという考え方と、それを実行するための仕組みは本当にすごいと感心させられる。

その取り組みによって地方の小さな旅行会社を業界でも屈指の企業として

名をなすまでに至った経緯がよく分かった。

例えば、入社したスタッフへの初日の研修などは今まで聞いた事がないようなものだった。

こういったことを実際にやっている会社がどれだけあるだろうか?

表面上は人が大事だと言いながら実際の社員の顔(特に最前線のスタッフ)は暗いという会社がどれくらいあるだろうか?

もしかしたらほとんどの会社がそうなのではないだろうかと思ってしまう。

本当に人を大切にすることの意味や手法を参考にするにはもってこいだ。

若干大げさでは?と思うエピソードもあるが読んでみるべき本だろう。

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