テレビショッピングってここ何年かで急激に増えましたよね。
もう、夜中なんてテレショップのオンパレード。
同じ商品の宣伝を夜中にずっと見ていると
不思議と欲しくなってくるってことありませんか？
そんなテレビショッピングの構成作家をしているという著者が
実際に５億円もの売上げを上げた実績を元にして
いかに人にものを買ってもらうかということを書いた本です。
著者はもともと、脚本について学び、ゲームなどのストーリーライターとして独立された方です。
ですから、物語を作るということにかけては専門的に勉強されています。
いろいろなストーリーライティングを経験された後に、テレビショップの分野にも進出されたのですが
始めからきちんと勝算があったそうです。
なぜなら、計算された物語を作れば、必ず人は反応するということを知っていたからです。
エモーショナルマーケティングならぬストーリーセリング。
そこには、綿密な計算と組み立てがあって、それに基づいて物語を語れば
人は感情を動かされて、買うという行動をとってしまうのです。
説明は大変分かり易く、自分が扱っている商品に応用するための
エクササイズもついています。このエクササイズはなかなか使えると思います。
そんなに文字数も多くないので、まずはサっと読んで
エクササイズに時間をかけてみては。どうでしょうか？
この本も読むだけでなく、使う本ですね。