BtoBでも今すぐできるネットでのマーケティング用施策

BtoBでネット広告を使う事例はそんなに多くはない。
どちらかというと、先端の事例はBtoCのほうに多く
マスメディアなどで語られるのもBtoCの事例が多い。

しかし、最近はマーケティングオートメーションを導入して
BtoBでも営業活動にネットの力を取り入れていくことが話題になっている。

ただ、取り組んでいうまくいっているところは極僅かだろう。
たまに取り上げられている企業の記事を読むが
本当に現場で機能しているのか、実態はあやしいのではないかと思う。
だから、またネットはBtoBに必要ないと思われるのだろう。

でもちょっと待って欲しい。
今すぐにでもできることがあるとしたら、どうだろう。
しかも、カンタンでお金もかからないとしたら…

これから説明することには、本当に1円もかからない。
しかし、本気でネットを活用しようと思ったときには意外と重宝するし
1度だけ設定してしまえば、あとは何もしなくてもほったらかしで良いのだ。

では、何をするのか?
あなたが訪問したWEBサイトの広告が繰り返し表示されるようになったことはないだろうか?
実は、それがリマーケティング(リターゲティング)広告というものだ。

一度でもWEBサイトに訪れた人だけに配信される広告のことを言う。

この広告に必要なタグをサイト内に埋め込んでおく。
ただ、これだけのことで、もしあなたがネット広告を始めようとしたときに
サイトに訪れた人にだけ広告を配信することができるのだ。

それだけではない。
あなたのWEBサイトへ訪問する人の属性や趣味、興味、関心に近い人に
広告を配信するという設定をすることもできる。

なので、予算や目的に応じて
・サイト訪問者にだけ広告を出す
・サイト訪問者と近い属性を持つ人々にも広告を出す
・上記の両方に広告を出す
といった展開ができるのだ。

WEBサイトの訪問者は、他の広告からの訪問でも良いし
SNSや名刺のURLを見て訪問した人でも良い。
とにかくWEBサイトに訪問して1ページでも見たら、リストに溜まっていく。

このリストには最長で540日間貯められているので
その間に広告配信をスタートすれば、会社のメッセージを届けられる。

では、具体的にどうすれば良いのかというと
①GoogleAdwardsのアカウントを作成する
②Adwardsアカウントの設定画面からリターゲティングのタグをコピー
③WEBサイトの全ページに設置する
④GoogleAnalyticsのアカウントを作成する
⑤AnalyticsとAdwardsを連携させる(設定でクリックするだけ)

同じようにYahoo!でも設定する
①Yahoo!リスティング広告のアカウントを作成する
②設定画面からリマーケティングタグをコピーする
③WEBサイトの全ページに設置する

以上となる。
アカウントを開設するのに費用はかからないし
すでにアカウントを持っているなら、タグを設置するだけだ。
これで、あなたのWEBサイトに訪問した人は、自動的にリストとしてカウントされる。

数がカウントされるだけなので、その人の個人情報が分かるわけではないが
ある程度の数になってくると、統計データとして大きな括りでの属性は表示される。
それが分かるだけでも何かの役には立つはずだ。

もし、やってみたいが設定ができるスタッフがいないという場合は
「問い合わせ」から相談ください。

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