ネット広告のメリットは効果測定ができることと
ネット上というバーチャルな空間の中でいろいろなところに広告を出せるところ。
今や誰もが1回もネット上での広告を見ない日はないだろう。
しかし、広告に予算を払う側にすれば
いろいろな掲載場所の中から効果の高いところを選びたいのが本音。
そういう要望に応えるためにネット広告は
セグメント(元の意味は「分割された一部分」)という機能がある。
どんな場所(ネット上)に広告を掲載するのか?
どんな地域に住むユーザーに掲載するのか?
どんな時間に広告を掲載するのか?
どんな関心を持つユーザーに広告を掲載するのか?
など
いろいろな種類のセグメントがあり、絞り込むのだ。
クライアントのビジネスに合わせて上手くセグメントを組み合わせて
効果が出そうなところを絞り込んで決めるのが運用者の腕の一つだ。
なので、これを専門的にやろうと思うと非常に時間がかかるが、
素人でもできる簡単な方法の一つがデバイスによるセグメント。
デバイスでのセグメントというのは、パソコンかスマホかタブレットのうち
どれに、あるいは全てに広告を掲載するのかを選ぶことである。
現在、ユーザーは大まかに言って
パソコン 25
スマホ 70
タブレット 5
という割合でネットに接続している。
なので、タブレットからの反応は最も少なくなる。
だから、タブレットへの広告露出を切るのが
最も簡単にできるセグメントなのだ。
さらに言えば、あなたの顧客が法人でない、40代以上の方が多い、そして高額な商品を売っているのでなければ、
パソコンへの露出を切って、スマホに集中してしまうのも良い方法だろう。
もちろん、広告費が潤沢にあるなら、セグメントを狭めすぎるのは
上策とは言えないので、あくまでも広告費が少ない場合の考え方になる。
少ない広告費用を効率よく使う手段として、試してみてはどうだろう?