この質問もよくされるものの一つだ。
で、この質問に対する答は
そんなもん売る商品(サービス)によって変わるよ! ってこと。
いろいろな条件によって、適正なクリック単価は変わる。
たとえば、1万円のサービス(A)と10万円のサービス(B)があったとする。
しかも、どちらも100%粗利の商品(サービス)だとしよう。
それなら、クリック単価でいえばAはBの10分の1でないといけない。
しかし、これが完全に適正かどうかを比べるには、AもBもまったく同じ成約率であるという前提条件が必要だ。
成約率が0%(=コンバージョンがない)の場合は論外だが
きちんとコンバージョンがあって、広告から売上げが出ているのなら
考えるべきことは売上げの最大化であり、クリック単価を抑えるのは後回しだ。
もちろん野放途にクリック単価を上げてはいけないが、
売上げが最大化するポイントまではクリック単価は上げるべきである。
そして、売上げが最大化したポイントが、その商品における適正なクリック単価ということになるのだ。
なので、適正なクリック単価は? と聞く前に
広告からの売上げが出る状態にすることを考えるべきで
その前に広告をしてはいけないのだ。
広告から直接売上げが出ないビジネスモデルであるなら
その前段階のコンバージョンがどれだけ売上げに貢献するのかを計測して
コンバージョンを最大化させることを考えるべきだ。
特に小さな会社なら、尚更。