マーケティングと言っても…

「マーケティング」という言葉を聞いて何を考えますか?

ビジネス用語にはカタカナの言葉が多く
そのほとんどは意味の範囲が曖昧です。

書き手である人の立場や論調、
受け手(読み手)の立場や関係性によっても
捉える意味の範囲が変わっているように思います。

これから、ここで自分が仕事にしてきたマーケティングについて
いろいろな視点から語っていこうと考えています。
しかし、テーマにする言葉の意味の範囲があまりにもグラグラなので
ここでは、私個人が考えるマーケティングについて
しっかりと定義しておきたいと思います。

あくまでも個人的な見解ではありますが
小さな会社から大きな会社まで
マーケティングという言葉の意味の範囲を限定しておくことは重要だと考えています。

現状把握から評価や改善についての議論の軸が定まり
結論が出ないまま意味のない会議を繰り返すといった
非生産的な時間を大幅に削減できるからです。

前置きはそろそろ終わりにします。

マーケティング(Marketing)はマーケットという言葉から来ています。
マーケットとは市場(しじょう)という意味ですですよね?

結論から言いますと
市場(しじょう)を作り出すことをマーケティングと
ここでは定義します。

ただ、「市場を作り出す」と言われてもピンとこないと思います。
そこで、もう少し具体的な行動へと噛み砕いていきます。

「市場」は「しじょう」とも読めますし、「いちば」とも読めます。
一般的に市場(いちば)といえば、売り手が商品(サービス)を売り
それを欲しいという買い手(顧客)が集まってくる場所ですよね?

売り手はあなた自身です。
商品(サービス)も既にあるでしょう。
場所は店舗かもしれませんし、ネットかもしれません。

では、買い手(顧客)は?

「市場を作り出す」
第一歩は、「買い手(顧客)を作り出す」ことです。
そして、買い手(顧客)を増やしていけば
市場(いちば)は市場(しじょう)となります。

ですから、マーケティングとは
市場を作り出すこと = 市場創造
その第一歩は
一人の顧客を作り出すことなのです。

もし、あなたのビジネスにおいてマーケティングを上記のように定義するなら
マーケティングに関する業務は、「市場創造」につながっていますか?

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