Android 17の新機能を実際に使いこなす方法を解説。アプリのバブル化、セキュリティ強化、AI動画作成など、日常で役立つ実践的な活用法を紹介します。
Android 17の新機能を使いこなす完全ガイド:バブル機能からAI動画作成まで実践手順を解説
2026年6月16日、Googleが最新OS「Android 17」をリリースしました。今回のアップデートでは、アプリを画面上に浮かせて素早くアクセスできる「バブル機能」や、生体認証による紛失時のロック強化など、日常的に役立つ機能が多数追加されています。Pixel 6以降のデバイスから順次配信が開始され、Samsung Galaxy S23シリーズやOnePlus 11以降も2026年中に対応予定です。特にPixelユーザーは、6月のPixel Dropと同時に、AI動画作成ツール「Gemini Omni」や音楽生成AI「Lyria 3」といった独自機能も利用できるようになります。この記事では、Android 17の主要機能の具体的な使い方と、実際の活用シーンを詳しく解説します。
Android 17の主要機能概要
Android 17は、生産性向上とセキュリティ強化を両立したアップデートです。従来のAndroidでは、複数のアプリを切り替える際にホーム画面や履歴画面を経由する必要がありましたが、新しいバブル機能により、よく使うアプリを画面上に常駐させられるようになりました。
セキュリティ面では、紛失時の保護が大幅に強化されています。従来の「デバイスを探す」機能では、パスコードを知っている第三者がロックを解除できる可能性がありましたが、Android 17では生体認証が必須となり、盗難時の不正アクセスを防げます。
このアップデートは、Pixel 6以降、Samsung Galaxy S23シリーズ以降、OnePlus 11以降など、4年から7年のアップデート保証を持つ多くのデバイスで利用可能です。配信は段階的に行われ、2026年中に対象デバイスへの展開が完了する予定です。
バブル機能の具体的な使い方
ステップ1:アプリをバブル化する
バブル化したいアプリのアイコンを長押しします。表示されるメニューから「バブルとして開く」を選択すると、アプリが小さな円形のアイコンとして画面上に表示されます。このバブルは画面の端に自動的に配置され、他のアプリを使用中でも常に表示されます。
ステップ2:バブルを操作する
バブルをタップすると、アプリが小さなウィンドウで開きます。バブルをドラッグすれば、画面上の好きな位置に移動できます。使わないときは画面端にスワイプすると、バブルが半分隠れた状態で待機します。完全に閉じるには、バブルを画面下部の「×」マークまでドラッグします。
ステップ3:Pixel Foldでバブルバーを活用する(Pixel Foldユーザーのみ)
Pixel Foldでは、画面下部に専用の「バブルバー」が表示されます。ここには最近使用したバブルが自動的に整理されます。バブルバーを左右にスワイプすると、複数のバブルを素早く切り替えられます。バブルバーの設定は、設定アプリの「ディスプレイ」→「バブルバー」から調整できます。
注意点として、すべてのアプリがバブル機能に対応しているわけではありません。一部のシステムアプリやセキュリティアプリは、バブル化できない場合があります。また、同時に表示できるバブルの数には制限があり、通常は5個までです。
セキュリティ機能の設定と活用方法
紛失時の生体認証ロックを設定する
設定アプリを開き、「セキュリティとプライバシー」→「デバイスを探す」→「紛失としてマーク」に進みます。ここで「生体認証を必須にする」をオンにすると、デバイスを紛失としてマークした際、指紋認証や顔認証なしではロック解除できなくなります。この設定により、パスコードを知っている第三者でもデバイスにアクセスできません。
位置情報と連絡先の一時的な共有を設定する
アプリが位置情報や連絡先へのアクセスを要求した際、「今回のみ」または「正確な位置情報ではなく、おおよその位置情報」を選択できるようになりました。例えば、天気アプリには正確な位置情報は不要なため、おおよその位置情報のみを共有することで、プライバシーを保護できます。連絡先についても、すべての連絡先ではなく、特定の連絡先のみを選択して共有できます。
PINの試行回数制限を確認する
Android 17では、PINの入力失敗回数が制限され、失敗するたびに待機時間が長くなります。この設定は自動的に有効化されており、ユーザーが調整する必要はありません。5回失敗すると30秒、10回失敗すると5分の待機時間が発生します。
実践のコツと注意点
バブル機能を効果的に使うヒント
バブル機能は、旅行中の地図アプリや航空券アプリ、仕事中のメモアプリやカレンダーアプリなど、頻繁に確認する必要があるアプリに最適です。常時表示するアプリは2〜3個に絞ると、画面が煩雑にならず使いやすくなります。
よくある失敗と回避方法
バブルを多数作成しすぎると、画面が見づらくなり、かえって生産性が下がります。また、動画再生アプリやゲームアプリをバブル化すると、バッテリー消費が増加する可能性があります。バブルは一時的な作業に使用し、作業が終わったら閉じる習慣をつけましょう。
パフォーマンスへの影響
バブルとして開いているアプリは、バックグラウンドで動作し続けるため、メモリとバッテリーを消費します。古いデバイスや、メモリが4GB以下のデバイスでは、複数のバブルを同時に使用するとパフォーマンスが低下する可能性があります。設定アプリの「バッテリー」から、バブル機能によるバッテリー消費を確認できます。
Pixel専用機能の活用事例
Gemini Omniで動画を作成する(Gemini Proユーザー限定)
Geminiアプリを開き、「動画を作成」を選択します。テキストプロンプトに「夕日のビーチで波が打ち寄せる30秒の動画」のように具体的に入力すると、AIが自動的に動画を生成します。この機能は、SNS投稿用のコンテンツ作成や、プレゼンテーション資料の補助として活用できます。生成には数分かかる場合があり、Wi-Fi環境での使用が推奨されます。
Lyria 3で音楽を生成する(Pixel 10シリーズとFold限定)
Geminiアプリで「音楽を作成」を選択し、「アコースティックギターで穏やかなジャズ、テンポは80BPM」のようにスタイル、楽器、テンポを指定します。画像をアップロードして、その雰囲気に合った音楽を生成することも可能です。生成された音楽は、動画のBGMや着信音として使用できます。
Voice Translateで通話を翻訳する(Pixel 10シリーズ限定)
通話中に画面上の「翻訳」ボタンをタップし、相手の言語を選択します。相手が話すと、リアルタイムであなたの声で翻訳された音声が相手に届きます。国際的なビジネス通話や、海外の家族との会話で役立ちます。現在対応している言語は、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語など主要20言語です。
Pixel Watchの緊急機能設定
Pixel Watch 2以降のユーザーは、転倒検出、車両衝突検出、脈拍消失検出の緊急共有機能を設定できます。Pixel Watchアプリを開き、「安全性と緊急情報」→「緊急共有」に進みます。ここで緊急連絡先を最大5人まで登録し、各検出機能ごとに通知のオン・オフを設定できます。
重大な事象が検出されると、Pixel Watchが自動的に緊急サービスに通報し、登録した連絡先にあなたの位置情報と状況を送信します。誤検出を防ぐため、検出後60秒以内にキャンセルできる猶予時間が設けられています。この機能は、高齢者や持病のある方、アウトドア活動を頻繁に行う方に特に有用です。
よくある質問
Q1. Android 17へのアップデートは無料ですか?また、すべてのAndroidデバイスで利用できますか?
A1. はい、無料です。ただし、すべてのデバイスで利用できるわけではありません。Pixel 6以降、Samsung Galaxy S23シリーズ以降、OnePlus 11以降など、メーカーが4年以上のアップデート保証を提供しているデバイスが対象です。お使いのデバイスが対応しているかは、設定アプリの「システム」→「システムアップデート」で確認できます。
Q2. バブル機能を使うと、バッテリー消費は大幅に増えますか?
A2. 使い方次第です。軽量なアプリ(メモ、カレンダーなど)を2〜3個バブル化する程度なら、バッテリー消費への影響は軽微です。しかし、動画アプリやゲームアプリを常時バブルとして開いていると、バッテリー消費が10〜20%増加する可能性があります。使用後はバブルを閉じることをお勧めします。
Q3. Gemini OmniやLyria 3などのAI機能は、オフラインでも使用できますか?
A3. いいえ、使用できません。これらのAI機能はクラウドベースの処理を必要とするため、インターネット接続が必須です。特に動画生成や音楽生成は大量のデータ通信を伴うため、Wi-Fi環境での使用が推奨されます。モバイルデータ通信で使用すると、データ使用量が1回の生成で50〜200MB増加する可能性があります。
