検索結果からAI情報を自動的に除外する方法を解説。主要ブラウザでカスタム検索エンジンを設定するだけで、AI結果なしのGoogle検索が可能になります。
検索結果からAIを除外する簡単な方法:主要ブラウザでのカスタム検索エンジン設定ガイド
ZDNETの寄稿ライターJack Wallen氏が、検索結果からAI情報を自動的に除外する実践的な方法を公開しました。この方法は、ブラウザにカスタム検索エンジンを追加するだけで実現できます。Chrome、Firefox、Opera、Edge、Safariなど、ほぼすべての主要ブラウザで利用可能です。設定後は、特定のキーワードを入力するだけで、AI結果を含まないGoogle検索が自動的に実行されます。このガイドでは、各ブラウザでの具体的な設定手順と、使用するURLパラメータが詳しく説明されています。AI検索結果の精度に疑問を持つ人や、環境負荷を気にする人に役立つ内容です。
このガイドについて
このガイドは、ZDNETの技術ライターJack Wallen氏によって公開されました。AI検索結果が日常的に表示されるようになった現在、その精度や環境への影響を懸念する声が高まっています。Wallen氏は、AIデータセンターが大量の電力と水を消費していること、AI生成情報が必ずしも正確ではないことを指摘しています。
このガイドは、技術的な知識がない一般ユーザーでも実践できるよう、ステップバイステップで説明されています。特別なソフトウェアのインストールは不要で、ブラウザの標準機能だけで設定できます。所要時間は5分程度です。
ガイドの主な内容
このガイドでは、3つの主要ブラウザでの設定方法が詳しく解説されています。
Firefoxでの設定方法:Firefoxでは、既存のGoogle検索エンジンを編集できないため、新しいカスタム検索エンジンを作成します。設定画面から「Search Shortcuts」セクションに移動し、検索エンジン名、URL(https://www.google.com/search?q=%s&udm=14)、キーワード(aig)を入力します。設定後は、アドレスバーに「aig」と入力してTabキーを押し、検索語を入力するだけです。
Chromeでの設定方法:Chromeでも同様のプロセスです。設定メニューから「検索エンジン」セクションを開き、「追加」をクリックします。名前、ショートカット(aig)、URL(同じもの)を入力して保存します。使い方はFirefoxと同じで、アドレスバーでショートカットを使用します。
Safariでの設定方法:Safariは唯一、追加の手順が必要です。Apple App Storeから「Customize Search Engine」という拡張機能をインストールする必要があります。インストール後、デフォルトのGoogle URLを同じカスタムURLに置き換えます。
重要なポイントは、すべてのブラウザで同じURLパラメータ「udm=14」を使用することです。このパラメータは、GoogleにAI結果を除外するよう指示します。
注目すべきポイント
このガイドで特に参考になるのは、以下の実践的なヒントです。
環境への配慮:Wallen氏は、AI検索を使用するたびに電力網への負担が増え、データセンターの冷却に大量の水が消費されることを指摘しています。この方法を使うことで、個人レベルで環境負荷を減らせます。
情報の正確性:Wallen氏は、Linux関連の質問でAI生成情報が誤っていた経験を複数回持っています。AI結果を除外することで、より信頼性の高い情報源にアクセスできます。
汎用性の高さ:ChromeやFirefoxをベースにしたブラウザ(Opera、Edge、Braveなど)でも同じ方法が使えます。一度設定すれば、手動でAI結果を除外する手間が不要になります。
簡単な使い方:設定後は、通常の検索と同じくらい簡単です。ショートカットキーワードを入力してTabキーを押すだけで、AI除外モードに切り替わります。
こんな人におすすめ
AI生成情報の精度に疑問を持つ人:技術的な質問や専門的な情報を検索する際、AI生成の回答が不正確だった経験がある人に最適です。従来のウェブ検索結果のみを表示することで、信頼性の高い情報源にアクセスできます。
環境問題に関心がある人:AIデータセンターの電力消費や水使用量を懸念する人にとって、個人レベルでできる実践的な対策です。日常的な検索行動を変えることで、環境負荷の軽減に貢献できます。
シンプルな検索結果を好む人:AI要約や生成コンテンツではなく、従来のリンクベースの検索結果を好む人に向いています。情報の出典を自分で確認し、複数のソースを比較したい人に特に有用です。
複数のブラウザを使用する人:仕事とプライベートで異なるブラウザを使い分けている人でも、各ブラウザで同じ設定を適用できます。一貫した検索体験を維持できます。
よくある質問
Q1. この設定をすると通常のGoogle検索は使えなくなりますか?
A1. いいえ、使えます。この方法はカスタム検索エンジンを追加するだけなので、通常のGoogle検索も引き続き利用できます。アドレスバーに直接検索語を入力すれば従来通りの検索が、ショートカット(aig)を使えばAI除外検索が実行されます。
Q2. URLパラメータ「udm=14」は将来も機能し続けますか?
A2. 確実ではありません。このパラメータはGoogleの非公式な機能であり、Googleが仕様を変更すれば機能しなくなる可能性があります。ただし、現時点では安定して動作しており、多くのユーザーが利用しています。機能しなくなった場合は、代替パラメータを探す必要があります。
Q3. スマートフォンのブラウザでも同じ設定ができますか?
A3. 一部可能です。モバイル版ChromeやFirefoxでもカスタム検索エンジンの追加は可能ですが、デスクトップ版ほど設定が簡単ではありません。iOSのSafariでは拡張機能のサポートが限定的なため、実装が難しい場合があります。最も確実なのはデスクトップブラウザでの使用です。
