ガダラの豚   155

ガダラの豚             中島 らも 著

この本は強烈に薦められて無理矢理貸し付けられるようにして

家にやって来た本だったのだが、結果的には非常に面白い小説だった。

何よりも、著者の中島らも氏がこのような作品を書いていたということを

知っただけでも大きな驚きだった。

ただのアル中、マリファナオタクではなかったということを思い知らされた。

この物語は全3巻なのだが、2巻でアフリカに旅立つあたりから

急速に面白くなり、3巻の最後にはスプラッター映画のような急展開をみせている。

呪術やトリック、新興宗教やテレビというメディアの持つ力などが

物語の中で人間の持つ力と組み合わされて不思議な物語になっていく。

そこが妙に面白かったりして、最後は一気に読み終えてしまった。

自分で選んだ本ではないが、たまにはそういうセレクトで

読んでみるのもいいかもしれないと思わせてくれた本だった。

もし、アフリカ旅行に行くことがあれば、その前に是非読んでみて欲しい。

【ガダラの豚 Ⅱ 中島らも 著】

【ガダラの豚 Ⅲ 中島らも 著】

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