タイトルだけを見ると勘違いされそうな本だと思います。
著者は“口ぐせ”というキーワードで何冊か本を出されていて
どの本も明るい気持ちにさせてくれて前向きになれるパワーをもらえる本です。
この本も今までの本と同じように、パワーを与えてもらえる本でした。
脳を活性させるために「快」のスイッチをＯＮにして
常に脳の能力を引き出して生きれば、人間は誰でも成功できる
という内容なのですが、生理学的にはベータエンドルフィンという物質を分泌させて
好奇心を発揮して物事に取り組めるような精神状態（＝成功脳）にするのです。
何事にも好奇心を持って取り組めるのは子供の特徴ですが、
大人になってもこうした特徴（＝ネテオニー）が、なくなるわけではなく
単に忘れているだけなのだそうです。
そこで、そのネテオニーと呼ばれる特徴を意識的に思い出させて、
脳を成功脳にするにはどうづればいいのか、具体的にいろいろ方法が書いてあります。
昔、子供の頃に楽しく遊んでいると時間が早く過ぎる……
このような体験は誰にでもあると思います。
これもベータエンドルフィンが分泌されていて成功脳の状態になっているからなんですね。
この時の脳は最大限にパワーを発揮しているので
学びが深まっていますし、そんな時の記憶って何年経っても残っていたりしますよね。
もちろん、この本を読むだけでは成功脳になることは不可能ですが
すぐに実践できる方法がたくさん書いてありますので
是非、買って実践してみてください。毎日の生活の刺激にもなると思いますよ。