パン屋再襲撃

パン屋再襲撃     村上 春樹 著

もの凄いタイトルですが、村上春樹氏の短編集です。

最初に収められている作品のタイトルが

この本のタイトルでもある「パン屋再襲撃」なのですが

結構、激しいお話です。

なにせ、本当に夫婦で散弾銃を持ってパン屋を襲うために

深夜に車で東京中をうろつくます。

そして、……。

この話をハジメとしていくつかの短編が収められていますが

やたらと「渡辺昇」さんが違うキャラクターで登場します。

象の飼育係だったり、妹の婚約者だったり、妻の兄だったり……。

また、ねじまき鳥クロニクルに登場する「笠原メイ」という

名前も違うキャラクターで登場します。

ちなみに「笠原メイ」の登場する話は、『風の歌を聴け』から始まる

物語の一部として書かれた短編で、主人公の働く

翻訳事務所の隣にある歯医者の受付けをしている

22歳の女性として「笠原メイ」は登場しています。

更に、この短編集には『ねじまき鳥クロニクル』の

元となった短編も収録されており、村上ファンなら

かなり楽しめる内容になっていると思います。

少なくとも、ここに出てくる小説を読んでから読むと

更に面白いことは間違いないと思いますよ。

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