世界を変えるお金の使い方

世界を変えるお金の使い方     山本 良一 著

この本を始めて本屋で見た時は「へ~」の連続でした。

しばらくして、神田昌典先生が自身のBlogで紹介されているのを見て

あらためて、もう一度本を見ると別の気付きがありました。

この本は100円から始まって1兆円に至るまで、

あらゆる額のお金で世界を動かしたり、

世界中の人々に貢献できることを教えてくれます。

100円だと1本の木を植樹することで……

1兆円規模だと世界中の子供達に初等教育を受けさせることまで……

この本が面白いのは、単にこうしたことをたくさん

紹介しているからというだけではありません。

こういった事例(光)を紹介しつつ、

もう一つ別のお金の使われ方(闇)を紹介しているのです。

大きな金額になればなるほど、その金額がどういった使われ方(闇)を

されているかという部分を読むと、少し悲しくなってきます。

日本の広告費の1週間分を削れば、こんなことができるのか……

世界の軍事費を3日分削れば、こんな世界貢献ができるんだな……

理想論でしかないのは分かっていますが

こうした思いを掻き立ててくれる良い本だと思います。

書店で見つけたら、サッとでいいので読んでみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です