絶対ダメ!→顧客が流出しているから、広告で新規を集めよう!←絶対ダメ!

ネット広告の依頼をいただく際には
クライアントは基本的には新規の顧客を集めて欲しいというのが要望である。

しかし、話を聞いてみると現状で売り上げは下がっているとのこと。
理由は、
現在の顧客が流出しているとか
リピート率が下がっているとか
顧客の購入単価が下がっているといったもの。

こんな状況のときに広告は絶対にやってはいけない!

実は、自分もこの仕事をすることになったときに
自社の売上げが下がっている原因が商品・サービスの質の低下によって
起こっているようなケースでは、
何はともあれ、質を上げて売上げの流出を防ぐことが第一であるという
至極当然のことを日本国民でビジネスをしている人なら誰もが知る常識だと考えていた。

ところが、本気で顧客の流出を新規の取り込みで何とかしようと考える経営者が、本当に存在することに閉口してしまった。

そんな状況で広告をして、新規顧客を獲得しても流出してしまうのがオチだし
下手をすれば、自社の商品・サービスの悪評を広げることになってしまう。

そんなこと、言わなくても常識で分かるだろ! と思うのだが
目の前の売上げが減っていくと、背に腹は代えられないと考えるのだろう。
藁にもすがるような思いで、広告に飛びつく。

そして、見事に失敗してしまう。

私は、そんな依頼は絶対にお断りするようにしている。
その前にするべきことがあるからだ。

それもとても簡単なことだ。
たった2つだけ。
「顧客の声を聞く」
「社員(現場)の声を聞く」
これが最も単純なように見えて、効果が高いし、結局は立て直すのに一番早い方法だ。

もし、あなたが、このような状況なら、今すぐ取り組んでみてはどうだろうか?

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