「心のチキンスープ」シリーズで有名なマーク・ヴィクター・ハンセン氏と
「億万長者入門」で有名なロバート・アレン氏の共著本。
右のページには物語が描かれており、左のページにはお金を稼ぐための実践的な知識や方法が
書かれているという珍しい構成になっている。
（アマゾンでは評判が悪いが）自分はこの構成が気に入っている。
というのも、右脳と左脳の違いを存分に活かして読む事ができる本だからだ。
確かにロバート・アレン氏の頭金なしで不動産を買うという方法を嫌う人もいるだろう。
しかし、現実に日本でもそういう方法で投資をしている人間を間近で見ている自分としては
ありえない話ではないと余計に思えてしまうし、「どうすれば、できるだろうか」という
ミラクルクエスチョンを自分に与えるのが習慣になっている。
お金持ちになるという目的もある段階までは良いと思うが、なぜお金持ちになるのかという
動機がしっかりしていれば、目的へ到達するスピードは格段に上がるということを学ぶことができた。
この手の本は批判を浴びることが多い類の本だと思うが、最近流行りのお金持ちになる為の
勉強をする第一歩としての入門書として読んでみることをお薦めしたい。
最近、物語部分（右ページ）と知識部分（左ページ）に分けて「ドリーム」という
タイトルで２冊に分けて出版されているが、内容は同じなので
こちらを買って別々に読めばいいんじゃない？って思うのは自分だけだろうか。
二人でそれぞれ右と左の本を買って交換するという手もありかな……。