コールドリーディングという言葉は、この本で始めて知りました。
でも、この本の巻末にある参考文献を見ると
あるわ、あるわ… 全部洋書ですが、もの凄い数の関連書があるんです。
これが日本には、全く無いことを考えると
日本が西洋諸国と交渉する時は裸で話しているのと
同じで、勝てるわけないよな… と思ってしまいました。
リーディングというと普通は「読む」という意味ですが
微妙にスピリチュアルな意味を含んで使われることもあります。
でも、この本を読むと手品と同じようなテクニックで
簡単に人の気持ちを揺さぶることができるのです。
優秀な営業マンなんかは、無意識にこうしたテクニックを
使っていると思いますし、巧妙な詐欺師も同じだと思います。
本当に世の中には恐ろしいスキルがたくさんあって
言葉という普段使わなければ生きていけない
人間にとって必要不可欠なツールでさえも
気をつけないといけないと思わされると同時に
こんな面白いスキルがあったのか！ と楽しくなるツールでもあります。
リーディングに何の興味もなくても面白いですよ。
だって、誰でも使う言葉を媒体としたツールですから。
誰でも誰にでもどこでも活かせるツールです。