ご依頼を頂戴するというのは、本当にありがたいことです。
しかし、内容によっては、本当に困る依頼もあります。
先日も、こんなご依頼をいただきました。
ある業界でありえないような日本一といっても良い結果を出される方のサービスを広告するというもの。
今までは広告をせずとも全国から顧客が絶えないので、オンライン広告を含めてまったく広告をしたことはなかったそうです。
しかし、このサービスを全国展開するべく、LP(ランディングページ)を作って、オンラインでの広告をしてみようと言う依頼でした。
日本一のサービスで他に類を見ないサービスということなので、品質に間違いはないのでしょう。
しかし、残念なことに完成したLPを拝見させていただくと、お世辞にもデキが良いとは言えない…
むしろ、そのLPだと、日本一を謳っていることで、サービス自体をあやしいもののように見せてしまっているようにも思えてしまいます。
クライアントにはやんわりとその旨を伝えて、LPを修正するように勧めました。
仮にも日本一のサービスを展開されているわけで、お金が全くないということもないでしょうし、そこでケチる理由はないと思うのですが…
それでも何か事情があって急いでいて、広告をしたいというならこちらも準備に取り掛かると伝えました。
結局、LPを作り直すという話になったのですが、LPのクオリティとサービスのクオリティに一貫性がないと、ページを見たユーザーの反応率は上がりません。
なので、この判断は正しいと思います。
厳しい言い方をさせていただくと、口では日本一のサービスと言いながら、適当なLPに作って世の中に出そうとする神経が私にはちょっと理解不能です。
あなたも安易にLPさえあれば、うちの商品(サービス)が売れるなんて考えてはいませんよね?
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