良いホームページと悪いホームページの違いとは?

私はホームページのデザインなんて、正直どうでも良いと思っています。

もちろんかっこいいデザインのホームページは自分も好きです。

しかし、デザインよりも重視するのは、結果が出るかどうかということ。

結果とは、

・新規ユーザーが滞在してくれる時間が長い

・ユーザーが繰り返し訪れる

・予約が取れる

・問合せなどユーザーとコミュニケーションが取れる

・売上げが上がる

など、

要は見込み客を集められる、売上げが上がるということです。

どんなにダサくてもカッコ悪く見えても結果が出るサイトが良いサイトで、結果が出ないサイトは悪いサイトというのが私自身の考え方です。

ただ、良いと悪いはスパッと明確に分かれるわけではありません。

分かりやすい基準となる数字があって、それより上なら良くて、下ならダメと、簡単に分けることはできません。

逆に言いますと、境界線はないと言ってもいいくらいなのです。

なので、良い部分をどんどん上げていく作業を続けることが大切。

時間が経てば、良かったものも悪くなっていくこともあります。

もし、1年以上ほったらかしていても反応率が下がらないページが作れたら、相当なものです。

では、何を良くしていけば良いのでしょうか?

それを判断するために必要なのがGoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)。

GoogleAnalyticsは無料のホームページ解析ツールです。

誰でも使うことができます。

このツールを使って、自分のホームページが良いのか、悪いのかを見ることができるようになります。

ただ、このツールはプロも使うツールなうえに、知らない人には全く意味不明な言葉が目白押しなので、初めて見ると面食らってしまうと思います。

そこで、GoogleAnalyticsで見るべき指標を絞りましょう。

初心者の方が見るべき指標はたったの5つです。

・新規ユーザー数

・平均滞在時間

・直帰率

・離脱ページ

・コンバージョン

他にも見るべき指標はありますが、初心者が見るならこれだけで十分です。

この5つの指標を期間を変えて見てみると、何を嘉以前するべきなのかが見えてきます。

期間は、短期(1ヶ月程度)と長期(半年〜1年間)に分けます。

そして、それぞれ前年同月で比較をして、どのように変化したのかを比べましょう。

これだけで、自分のホームページが良くなっているのか、悪くなっているのかを知ることができます。

たとえば、新規ユーザー数が減っていれば悪いですよね?

平均滞在時間はどうでしょうか?

直帰率はどうですか?

それぞれの数字を見比べて、その原因となっているページを特定すれば、改善点は明確になります。

たとえば、直帰率を上げてしまっているページがブログ記事なら、その記事は表示させないようにするのも一つの手ですよね。

そのブログ記事の平均滞在時間を見れば、大体どのあたりで離脱しているのかが分かるかもしれません。

そうすれば、その前から書き換えるというのも一つの方法です。

こうして、数字をもとに明確な基準をもって、ホームページを改善すれば、少しづつでも前進していきます。

よくある間違いは、Webの担当者がホームページを見飽きたという、根拠が曖昧な理由でデザインを一新することです。

たしかにWebの担当者は、毎日のようにホームページを見ているので、飽きているかもしれませんが、数字的に悪くなっていないのであれば、全面的に改修する必要はないと思います。

なのに、ホームページを全面改修して、その後は迷走するというケースを何度か見てきました。

気持ちは分からないでもないですが、意味のないことをして迷うのは、本当に意味不明なので、やめたほうが良いと思います。

それよりも地味ではありますが、GoogleAnalyticsから読み取れる数値を丁寧に分析して、改善するほうが良いと思います。

これが分からないWeb担当者なら、ホームページを変えるより、その担当者を代えたほうが良いのでは?と思ってしまいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です