VRを使ってメタバースでミーティングしてみた

Oculus Quest2というVRヘッドセットがあるのをご存じでしょうか?

今はMetaという名前に変わりましたが、Oculusという社名のときに出していたVRヘッドセットです。

とてもリーズナブルで高性能だと評判のVRヘッドセットで、他のVRヘッドセットはPCとの接続が必要なものもあるなか、これは単体で動くので、VR初心者にも使いやすいということで購入していました。

ただ、正直に言って、そこまで使い道があるわけではなく、引き出しの奥に眠っている状態でした。

ところが、最近「メタバース」という言葉をあちこちで聞くようになり、VRヘッドセットを使って、メタバース空間で人と会話を楽しんだり、イベントが開催されたりするようになってきました。

自分も、新しいものが大好きな性分なので、いくつかアプリを入れて試してみたのですが、独りぼっちで何をしたら良いのか分からないものや、日本語対応されていなくて困るものなど、流行のメタバースに入ることさえ困難で、VRヘッドセットは余計にほったらかしに…

そんなとき、たまたま同じVRヘッドセットを持っているメンバー3人で話をしているときに、勢いで「今度 VRでミーティングやってみません!?」という流れになり、日程を決めたのです。

その時のことをレポートしてみたいと思います。

約束の時間になり、スマホでとりあえず3人が通話できる状態にします。

そして、いざVRヘッドセットを装着。

今回使うのは、Meta社がリリースしている「Horizon Workroom」という無料のアプリ。

私は事前にこのアプリをVRヘッドセットにインストールしておき、適当にRoomを作っていました。

これが、後から災厄となることを知らずに…

そこから3人をつなぐには、どうすれば良いのかが、まず分かりません。

とりあえず、全員がRoomを作ったのですが、自分一人しか入れません。

次に、招待をするためにVRヘッドセットでフレンドにならないといけないのかと、あちこちを触るも、よく分からず…

紆余曲折あり、3人のうちの一人がRoomをつくり、そこに招待されて入らないといけないことが分かりました。

しかも、そのためには自分が作ったRoomがあると、ややこしいことになるので、削除しておく必要がああったのです。

しかも、招待はPCにメールで送られてくるので、結局はPCにつないで、Oculus Desktopというアプリをインストールし、PCとVRヘッドセットのペアリングも必要になるなど、結構なハードルが存在していました。

苦労して、なんとかつながった最初の感想は

「こりゃ素人には、無理や… なんで、こんなに難しいねん」

というもの。

アカウントだとか、ペアリングだとか、アプリの認証だとか、見えないデジタル上の世界での仕組みを理解して、今この瞬間どうなっているかを理解できる力が必要なので、まだまだハードルは高いと思いました。

ただ! 入ってミーティングをすると、今までのZoomやGoogle Meetとは別世界の楽しくて、自由な空間が広がっており、可能性は非常に感じました。

とにかく、最初はRoomにいるだけで楽しい!

これなら、オンライン飲み会もありかもと思ってしまうほど。

自分の話に合わせて、アバターの口はリップシンクして動くし、完全ではないとはいえ、手も認識して動きを画面上に映し出してくれます。

そして、特筆すべきは音声です。

ほかのどのオンライン会議のものよりもリアルに他の人の声が聞こえてきます。

めちゃくちゃ音声が良い!

それに加えて、人がいる場所に合わせて、そちらから声が聞こえてくるし、離れていると声が小さくなるのです。

それが、とてもリアルなので、本当に人がそこにいるような気になってくるんです。

つなぐまでは非常に苦労しましたが、この経験ができたことは、プラスでした。

これからは、もっと手軽になってくると思います。

そのときまで、先行者となれるように、何度かメタバースにダイブしようと思っています。

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