広島カープ リーグ3連覇達成!

私は大阪の高槻で生まれ育ち、今も大阪市内に住む生粋の大阪人だ。
しかし、子供の頃から父親の影響で応援する野球チームは広島カープだった。
父親も母親も広島県出身で、父親も熱心なカープファンだったからだ。

しかも、私が小学生の頃の広島カープといえば、いわゆる全盛期で
山本浩二、衣笠祥雄を始め高橋慶彦、達川、正田、山崎など個性的な打者と
北別府、大野、川口、山根、小林といった投手、それに津田恒実もいたのだ。

そんな弱小球団が金満球団のジャイアンツをやっつけるところを見るのが痛快だった。
そして、小学校ではみんなが黄色の野球帽をばかり被っている中で
一人自分だけ赤の野球帽を被るのが
なんだかガンダムのシャアのようでカッコ良いと思っていたのだ。

そんなカープも私の青年時代には暗黒時代となり、弱くなっていった。
フリーエージェントのせいで、どんどん選手が引き抜かれて
一時は阪神タイガースの2軍かと見間違うほど4番打者とエースを持っていかれていた。
そんな流れと同時期に自分の仕事も忙しくなって、野球からも遠ざかってしまった。

しかし、2016年になって、仕事もひと段落つき
めっきり減ってしまった野球の地上波放送を補うために
ケーブルテレビに加入すると、あれよあれよと言う間にカープはリーグ優勝してしまった。

この前年から勝手にライフワークとして始めたのが
「カープの試合を全球場で見る」ということ。
すでに
マツダZoomZoomスタジアム
ヤフオクドーム
甲子園
京セラドーム(大阪ドーム)
ホットモットスタジアム(神戸グリーンスタジアム)
ナゴヤドーム
神宮球場
横浜スタジアム
札幌ドーム
までは、制覇した。

とくに思い出深いのは2016年に日本ハムファイターズとの日本シリーズを見に行った札幌ドームだ。
ヤンキースからの高額契約を蹴って、広島カープに復帰してくれた黒田が最後の登板となった試合だった。
10月下旬の札幌はもう寒かった。
駅から遠い札幌ドームまでの道のりが、風の冷たさも手伝って、さらに遠く感じたのを今でも覚えている。

残念ながら、試合には負けて、日本シリーズでもファイターズに勝てなかったが、今でも札幌ドームでの黒田の勇姿は目に焼き付いている。

そんな2016年にリーグ優勝した瞬間は、思わず涙が吹き出すように溢れたのだが、
2017年は感動もなく、当然という感情になり、クライマックスシリーズでの体たらくに呆れてしまった。

そして、2018年、今年はマジック点灯からの不甲斐ない試合に怒りさえ覚えるようになってしまい、やっと優勝したときはホッとしただけだった。
人は贅沢になるもんなんだとつくづく思うが、これも可愛さ余ってのことということで
今年はクライマックスシリーズを突破して、日本一になってくれることを祈っている!

まずは、クライマックスシリーズ初戦まで断酒して祈願しよう。

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