海外進出を阻む壁

海外でビジネスを展開しようとすると、いくつかの壁が立ちはだかっています。
そのせいでビジネスの展開が遅れたり、滞ってしまうこともあるのですが、
今回は、そんな海外進出を阻む壁について書いてみます。

1、宗教の壁
日本は無宗教の国だと思っている人が多いのですが、実は海外から見ると、とても宗教色が強い側面があります。年始には家族で神社へお参りし、お彼岸とお盆には墓参り、クリスマスもあればハロウィンもあり、年末は除夜の鐘で締めくくるなど、実は宗教色が濃いのです。
そんな日本とは、まったく違う宗教の国でビジネスをするには、相手の国の宗教がどのようなものなのかを理解する必要があります。特に食べ物の制限がある国では、絶対的にその制限を守る必要があります。
また、人を雇用した際にも、宗教上の理由で休暇や休憩を与えなければならない場合もあるので、日本と同じように考えるのは、非常にナンセンスです。
こればっかりは、現地で既に雇用をされてビジネスをされている方にお聞きするのが、最も早いです。

2、規制の壁
弊社で案内しているインドネシアでは、外資規制があるので、日本人が何の準備もコネもなくビジネスを展開するのは不可能です。
そもそも日本人は現地で法人すら設立できません。他にも申請・許可が必要な業種も日本と違う場合が多く、その手続きだけで下手すると数年間も待たされることもあります。
これは、上場企業であっても条件は同じで、大企業は現地企業と合弁会社をつくって、ビジネスを展開しています。
それでも、上手くビジネスが進まないことも少なくなく、日本人なら誰もが知っている大企業が現地市場から撤退した事例もいくつもあります。
ですから、現地でビジネスを上手く展開するためのコネは必須なのです。
※弊社では、そんなコネクションもご紹介させていただいております。

3、言葉の壁
やはり、言葉も大きな壁になります。特にインドネシアは多少英語は通じるものの、現地の言葉も覚える必要があります。インドネシア語を初めて聞いた方にとっては、なにかの呪文のようにしか聞こえないかもしれません。しかし、現地でのビジネスに言葉の習得は欠かせないので、時間をかけて覚えながら、うまく通訳をつかってクリアしていくしかないでしょう。
そんな通訳スタッフの雇用もビジネス開始当初は探すのに一苦労すると思いますが、弊社でサポートさせていただきます。

ここまで3つの壁を紹介しましたが、いかがでしたか?
ビジネスをする上でリスクはつきものです。
そのリスクをいかにしてクリアするのかを考えるのが、経営者。

そして、弊社が考える最大の壁は経営者のマインドです。
「いまは忙しいから行けない」
「予定が入るかもしれないから行けない」
「日本で何かあったら対応できないから行けない」
など、行けない理由はいくつでも挙げることができます。

ただ、このままで御社のビジネスは安泰なら何も言うことはありません。
しかし、この先が不安で未来が感じられないのだとしたら…
茹でガエルになりますか?
それともファーストペンギンになりますか?

決めるのも経営者の重要な仕事ですよね。
海外進出に興味のある経営者は、いますぐお問合せくださいませ。

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