マーケティングのプロセスは線で考える

自分がマーケティングについて考えるとき、はじめに頭の中に1本の線を引く。
その線の一方の端には想定する客を、もう一方の端には自分(店・サービス)を置く。
そして、想定客がこちら(店・サービス)に気づき、
だんだんとこちらへ近づいてきて、最後に財布からお金を出すところをイメージする。

そのときに、どこにこちらに向かせる要素があるのか? なぜこちらを向くのか?
なぜ他でなくこちらなのか? などのプラス要素を順番に考える。
そして、障害はないか? あるとしたら、どんなところか?
などのマイナス要素を排除する。

だいたいは、想定客が一本の線をスムーズにこちらへ向かってくるイメージができればOK。

ただ、いろいろな人とその会社のマーケティングについて話す時に
想定客が誰なのかイメージできない…
ニーズの想定が甘すぎる…
知らないものに飛びつくわけないでしょう…
明らかにつまづく要素が存在する…

他にもいろいろな形で障害が存在しており、少し考えれば分かるでしょ?
という明らかに初歩的なミスを犯しているケースも珍しくない。

自分のことは分からないと、よく言われるし
自分にも大いに思い当たるところはある。
やはり自分のことは自分では見えにくく盲点ができやすい。

だからこそ、他人の目を入れるということは、その盲点を潰せる有効な手段の一つだ。

その際に自分がどのように考えているのか、プロセスを他人と共有できるようにしておくことで、他人の脳を有効に利用することができる。
だから、私はマーケティングを線で表しているのだが、別に線にこだわる必要はない。
あなたはマーケティングについて考えるときに、どのようなプロセスで考えているだろう?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です